縁遠い人が見る「耳がきこえる」「海をすませば」

石橋祥太   2008-12-07  

世界にもその名を知られるアニメスタジオ「スタジオジブリ」。今年の「崖の上のポニョ」のようにジブリ作品は公開になると大きな話題を呼ぶ。そして、その作品の多くは心に残るモノばかりだ。今回はその中から、「海がきこえる」「耳をすませば」の2作品を独り者視点でお伝えしたいと思う。


[text=宮島]

画像は著作権の都合上ほぼ無しです!

これぐらいしか出せないぜ
まずは1993年に放映された「海がきこえる」。これは、高知の高校を舞台に東京からの転校生・武藤里伽子に恋をする主人公・杜崎拓の物語である。まぁ、我々独り者にはまったく持って関係のない異世界の都市伝説のお話。

では、早速視聴してみましょう。
…松野ってカッコイイな

松野に萌えろ

ここで松野について少々説明させてもらいます。 松野豊は、主人公・杜崎拓の親友で里伽子に恋をするメガネです。とある事件がきっかけで里伽子に恋が成就する前に振られ、さらに拓とも絶交状態になる。

そんな踏んだり蹴ったりの松野だが、はっきり言って松野はイケメンです、外身も中身も。友情にも厚く、成績も優秀、どう考えてもパーフェクト眼鏡としか言いようがありません。そんな松野も里伽子に振られるとは世の中分からんもんだな!
杜崎もこんな友人がいるなんて羨ましいの一言ですよ。俺なんかある意味
「松野いれば彼女なんか要らないもん。」
と思ってもおかしくないくらい、松野は終始カッコイイ。

なぜ、こんなに松野について熱く語るのかと言えば、「海がきこえる」を深夜1人で見ていたら、この盛大に恋が成就しない松野に涙がとまらなかったから。俺は、イケメンとは程遠く、眼鏡もかけていなくて恋が成就しない。それなのに、松野はイケメンで眼鏡もかけているのに恋が成就しないなんて、俺はどんだけ、頑張ればよいのかと…。

「海がきこえる」は独り者が見てはいけない作品だとあらためて知った。

最強の敵…現る!

ついに来てしまった最強の敵、借りたはいいが決して見る気になれない青春時代を無下に過ごした人々の自殺推進映画、最強にして最悪の欝アニメ…その名は

「耳をすませば」
このラスボス然とした風格…!

見ちゃうぞ…本当に、見ちゃうぞ!

物語は言うまでもないだろう。
あまりの動揺っぷりに、「海がきこえる」のように冷静でいられない…が、何はともあれ視聴開始。
杉村「おれ、お前のこと好きだから!」(まだ前半)
お話は進みます。聖司が「コンクリーロードはないと思うぜ」とか言ってます。俺は「俺の人生にそんな展開ないと思うぜ」とつぶやきました。

さらに、お話は進みます。雫のお父さんの声の担当は「立花隆」です。

…(視聴中)
……
………
ふぅ、面白かった!(まだ半分も行ってません)

「よし、今日はこれぐらいで勘弁しておいてやろう。」(必死の言い訳)

あああああああああ…

もうダメだ、これ以上観ていると良くて精神崩壊、悪けりゃこのまま明日の朝日を拝まない状態になりかねない! でも、見なければ…

お話は進みます。なんか2人で自転車乗ってます。

…(視聴中)
……
………
「結婚してくれないか!」

「雫、大好きだ!!」



ハイ!無理!!
ココまで良く耐えたと思う。なんだろう、この順風満帆な中学生たちは。俺なんか中学時代なんて、なんにも甘い思い出がない。

まとめ

「耳をすませば」は痛い、心にとても響く…ズシンと来る…。
過去の自分も現在の自分も含めてこんなに熱心に自分の夢に向かってる姿を見ると欝になる…、

「オレ、逃げ道作るの大好きですから…」

…ああ、だからオレ独り者なんだ。
見終わった朝方、始発の電車に乗り、自殺の名所「東尋坊」に旅立ち、さらに天に旅立とう思った。

これからも「耳をすませば」は金曜ロードショーで放送され目にしてしまうことがあると思う。なので、一応「新宿」から「東尋坊」までの路線情報にリンクを貼っておきます。

「新宿」から「東尋坊」への経路、運賃探索結果 – Yahoo!路線情報

たぶん「東尋坊」はものすごく「海がきこえる」と思います。

  



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