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スワンボートに1人で乗ることにした。 東京なら上野公園や井の頭公園の池にあって、カップルや家族連れが休日の昼下がりに楽しくこいでいるアレに1人で乗るわけだ。 実は、いつか乗ってみたい、ペダルを彼女とじゃれあいながらこいでみたい、そんな甘い時間過ごしたいと思っていたのだが、全然実現する気配がない。 だから、1人でスワンボートに乗ることにしたのだ。 [text=宮島祥太] |
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スワンはオシャレな吉祥寺で
せっかくスワンボートに乗るのだからオシャレな所がいい。となると、若者の行ってみたい街の1位に輝いている吉祥寺だ。
吉祥寺には井の頭公園があって、そこにはきちんとスワンボートがある。おそらく、スワンボートがあるから若者の行ってみたい街ナンバー1なのだと思う。スワンボートは偉大なわけだ。
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| 井の頭公園の池 |
井の頭公園には、池があるし、貸しボート屋ももちろんある。また、動物園もあるし、少し歩けばジブリの美術館もあるという素晴らしい場所だ。
そんな場所にやって来たオレは、さて、と思い池を見渡す。すると池は、カップルやら家族連れやらでとても盛り上がっていた。
耳をすませば、
女「キャ~、ゆれる~」
男「僕に捕まれば大丈夫だよ」
女「じゃあ、そうする~」
みたいな会話が聞こえてきそうだ。
そんな池にこれからオレは1人で飛び込むわけだ。
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| 大きな背中でしょ! |
首の価値は100円
早速、ボート乗り場に向かう。
そこで、料金をみるとばらつきがあることに気がついた。
ここで貸し出しているのは、「手漕ぎボート」「サイクルボード」「スワンボート」の3つなのだけど、スワンボートは一番高い。そして、「サイクルボード」とくらべるとスワンの首の部分には100円の価値があることが分かる。そう考えると安い。首が100円。なんか安い。
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| 60分以内600円 |
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| 30分以内600円 | 30分以内700円 |
でも、まぁ、30分で700円とはなかなかお高いレジャーだ。
ポジティブに考えると、700円でスワンとクルージングができるのだから、高い遊びじゃないとも考えられる。むしろ、安いと考えられないだろうか?
と、自分に言い訳したのだけど、やっぱり高い。それに、二人以上で乗ると、一人当たりの値段は安くなるわけだけど、こっち独り者なのでコストパフォーマンスが悪いことにも気がついた。なんだか、寂しい気分だ。
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| 頭の中にはアルマゲドンのテーマが流れています |
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| チケット |
いよいよ数多くの水鳥たちの舞う池へボートを漕ぎ出すためにボートに乗り込む。
翼を大きく広げ、オレをやさしく迎え入れてくれるスワンボート。
しかし、この大いなる優しさで自分を迎え入れてくれるのはこれから30分間だけ。なんだか悲しい。
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| 実際は翼じゃなくて屋根が開くんだけどね |
ということで出港です
スワンボートには、左右に二対のペダルがあり、真ん中にハンドルがついている構造になっている。本来なら左右に一人ずつ座り、ハンドルをあ~でもない、こ~でもないと言いながら、二人のふれあいながら盛り上がるのが目的なのだろう。しかし、こちとら一人なので真ん中を跨ぐように、左右両方のペダルを漕ぐスタイルとなっている。
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| こんな感じ |
なにせ、初めてスワンボートに乗るものだから、意外と大変で驚く。まず、小回りがきかない。また、ブレーキがないからとまらない。そして、ペダルが重い。コレはオレが1人でこいでいるからだと思う。本来は2人でこぐもののようなので。
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| 明日の筋肉痛が気になる | 帰りたいと思っている |
カップルとオレとスワンボート
さて、そんな風に1人であ~でもない、こ~でもないと試行錯誤しながらスワンボートをこいでいると、周りにはカップルやらなんやらがいっぱいいて、こちらをちらちらみている気がしてきた。自意識が過剰なだけか…?
どっちにしろすごく自分が浮いているのは分かった。白鳥だけに。
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| キコキコ… |
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| バシャバシャ… |
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| 前のスワンボートは家族連れ |
スワンボートはあまり速くない。いや、別に速い必要もないのだけど。 ただ、漕いだ労力に全然見合わない進み具合が気になる。1人だから普通考えなくていいようなことばかり考えてしまうのだ。
「水の上を優雅に舞う白鳥も水の下では必死にもがいているのだ」
というがまさしくその通りだと思った。
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| カップルばかりで気になるのでとりあえず木陰に隠れる | リュック君、今日もやっぱり隣には君がいるね |
水上の楽しみ
波間に揺れながらただ走り回るのとカップル観察だけではさすがに飽きてくる。ひとりで乗っているのだから仕方がないのだけど。
そこで、水上で聞く音楽も中々イケてると思うので、ナウなヤングの必須アイテムiPodを取り出した。
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| タッチね |
そんなことをしながら1人でスワンボートを楽しんでいたら、制限時間まであと5分を過ぎていた。30分は意外と短い。
時間内に戻らないと延長料金がとられてしまうので猛スピードで桟橋まで戻らなければ! ということで、なかなか進まないボートを必死にこいだ。
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| 急げ~ |
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| うおおおおお!! |
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| 楽しそう~、急げ~ |
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| うおおおおお!! |
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| もう少しだ! |
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| 法律上OKまでもう少しだ! |
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| 間に合うか! | セーフ |
間に合いました。
ピッタシでした。時間に几帳面なのです。そして、1人でスワンボートに乗るようなアクティブなところもあります。今回の記事からオレのそういった所が垣間見れたと思います。
まとめ
1人でスワンボートに乗ることは、一言で言うとキツかった。
スワンボートは本来は2人乗りなので1人で漕ぐのは正直キツいのだ。また、周りはカップルだらけ。そこもやはりキツかった。
そういえば、こんな必死にペダルを漕いだのはいつ以来だろうか? 日頃の運動不足がスワンボートで試されるとは思わなかった。
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| 帰還! やはりアルマゲドンのテーマが流れています |
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Comments:1
- 匿名 10-06-20 (日) 14:31
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昨日のボード乗り場の男性スタッフの対応がすごーく最悪でした。自販機の横に立っている若いややロン毛の男性は機嫌が悪そうでこっちは何もしていないのに、声をかけるとムッとしたような顔つきで睨まれました。てめー、仕事しろ!と思いましたよ。
もう二度と乗りたくありません。
あなたは楽しそうに乗っててちと羨ましく思いメールしちゃいました。
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